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「プロも満足する良いお店とは?」 その2

2015.05.18.

前回のBODEGA編が好評につき、相変わらず横井の独断と偏見と行動範囲でプロも満足する良いお店をご紹介させて戴きます。

BAR THREE MARTINI (バー スリーマティーニ)
ThreeMatini20081218_001

こちらのバーは、もはや私ごときがご紹介するのもおこがましい程の横浜を代表する名店です。 私自身も随分若い頃からお世話になり、そして参考にさせて戴きました。

スリーマティーニの凄い所を上げていってもキリがないので、お客さん目線や評論家目線ではなく、一人のバーテンダーとして語らせて戴くことにします。

スリーマティーニのスタイルはまさに現代の「ザ・横浜のバー」です。

では、東京のバーと横浜のバーはどう違うの?と、お思いの方にご説明致しますと、バーは横浜が発祥で、当時の町場のバーは外国の船員達の憩いの場所でもあったと同時に、ストレス発散の場でもあり、飲んだくれた筋肉隆々の船乗り達が暴れてもいいように、用心棒がいる店もあった程。

こう聞くと何て怖い所だったんだと思うでしょうが、いやいや酒なんてそもそもそんな物だし、酒の喧嘩は祭りのうちってなもんで、まぁ飲み方も豪快そのものだし、自分に嬉しいことがあった時にはその場にいる知らない人も含め、全員に酒を奢っては、どいつもこいつも皆で楽しんだそうです。そして喧嘩。でも周りは陽気に飲んでる、みたいな。 漫画のワンピースでもそんなシーンあると思いますが、まさにそんな感じの海の漢って訳です。私も横浜系のバーテンダーなので、昔程ではないにしろ、近い感じのを良く見かけました。 実に楽しかったです。

一方、東京はホテルのバーで修行された方が町場に出店するのが主流だったので、多くを語らず、一杯のお酒それぞれの味を追求し、紳士淑女の世界観を引き立てる黒子に徹するスマートなお店が多かったとか。

当時の横浜・東京共にそれぞれの地域の特徴と異なる魅力は、まさに甲乙つけがたし!であります。

では、現代の横浜・東京のバーは?といいますと、昔の横浜スタイルが、今のアメリカンスタイルのバーや、ダーツバー等に変化し、東京スタイルが、オーセンティックバーと呼ばれるようになり、また、それぞれのスタイルを名乗りつつも互の要素を取り入れたお店が多く見られるようになりました。

今回ご紹介のお店、バー スリーマティーニはオーセンティックバーのテクニカルな部分が超一流的に表現されながらも、気取らず楽に飲もうぜ! みたいな暖かい雰囲気でじっくり呑める、他にはない実に素晴らしいバーです。  私もこのお店で呑んだ時間が、そのままバーテンダーとしての自分のバックボーンになってるのを強く感じている程のお店なので、皆様にもおススメしたいと思います。

【BAR THREE MARTINI 横浜市中区山下町28 ライオンズプラザ山下公園 045-664-4833 火曜日定休】

 

 

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